2009年2月23日月曜日

101Tokyo 中国のギャラリーブースにてボランティアスタッフ募集

4月に開催される東京のアートフェア101Tokyoに、中国(本土)から唯一の出展となる、Andrew Jamese Galleryが、通訳のスタッフを募集しています。

101 Tokyo Contemporary Art Fair
http://www.101tokyo.com/jp/

Andrew James Art
http://www.andrewjamesart.com/


期間中の4月1日~5日までの間、会場ブースにて通訳していただけるかたを募集しています。
できれば全日、もしくは可能な日にちだけでも結構です。

英語・日本語、もしくは中国語・日本語で、主に来場者の方とギャラリー側との通訳になります。


Andrew James Artは上海の中心地にある、イギリス人と中国人が経営しているギャラリーです。
中国や欧米のアート事情やギャラリーに興味のある方、面白い話が聞けていい経験になるかもしれません。



ご希望の方は、こちらからご連絡ください。

どうぞよろしくお願いします。

久々に展覧会をめぐり。

ブログに書きたいことがたくさんあるのに、なかなか時間が割けず。
とりあえずあった出来事だけ羅列で。


今日は森美術館館長の南條さんがいらっしゃり、上海のギャラリーや美術館を一緒に廻らせていただきました。

かなり久しぶりに、证大现代艺术馆(Zendai MoMA)に。

A Starting Point: Intrude Art & Life 366
http://www.zendaiart.com/En/HotNews.aspx?id=170

Zendai MOMAが昨年一年間行っていたプロジェクト Intrude: Art & Life 366 のアーカイブを展示していました。

Intrude: Art & Life 366  とは、2008年の1月1日から12月31日まで、一日一回上海市内で何らかのアートイベント(パフォーマンス、アクシデントなど)を行うという、なかなかな企画。

さすがに366個すべては展示されてませんでしたが、結構な数のプロジェクト・作品が展示されていました。


友人のアーティスト Chen Hangfengのプロジェクトがあってびっくり。。
参加してたの知りませんでした。。





Bund3のShanghai Gallery of Artと、Bund18のCreative Centerへも。

Bund18はPan Jianfengの個展でした。

R0016323

R0016324

Bund18 Creative Centerのディレクター Kimさんによると、本当は上の写真の作品で、もっと巨大なインスタレーションを設置するはずだったけど、いろいろと制約があり実現できなかったとのこと。

見れずに残念です。


毎度そうですが、Bund18の展示は非常に見ごたえがあります。

R0013141
(Chinese Contemporary Art Awards (CCAA) 2008 Exhibition)




そのあと、MOCAとShanghARTの新しいスペースにも。
ShanghARTというと、中国らしい巨大な倉庫で展示、というイメージがありますが、ここの新しいスペースは、上海の中心地にある洋館を利用したブティックのような洗練された空間で、作品が楽しめます。

ShanghARTも良かったですが、それよりも隣接されている高級ブランドショップやバーの入っているビルが、Old Shanghaiな感じでとても楽しめました。

なんとそこでは、1億円の腕時計が売ってました。。




明日からも連日で日本からお客さんが来られる予定。
バタバタした一週間になりそうです。

2009年2月18日水曜日

2009年2月16日月曜日

中国の現代アートで、最も影響力のある100人。

ART VALUEっていう中国のアート雑誌で、中国の現代アートで影響力のある人物を100位までランキングする "Art 2008 Power 100"という特集があったのですが、そのリスティングがおかしいということで、友人のギャラリストが独自の"Infuluence100"を作ってWebで掲載してます。

かなりの時間をかけてつくったみたい。
暇人め。


"Influence 100"
http://www.andrewjamesart.com/power100.htm


関連サイトへリンクも張ってあるので、中国現代アートのインデックスにも便利です。


"Influence 100"
1
Ai Weiwei
Artist
2
Uli Sigg
Collector
3
Lorenz Helbling
Gallerist
4
Melissa Chiu
Curator
5
Eric Chang
Auction House
6
Li Xianting
Critic
7
Zeng Fanzhi
Artist
8
Ullens Family
Collector
9
Zhang Xiaogang
Artist
10
Liu Xiaodong
Artist
11
Evelyn Lin
Auction House
12
Charles Saatchi
Collector
13
Kim Chang-il
Gallerist
14
Zhang Huan
Artist
15
Zhu Qi
Critic
16
Wu Hung
Curator
17
Huang Yongping
Artist
18
Zhang Rui
Collector
19
Johnson Chang
Gallerist / Collector
20
Larry Warsh
Collector / Publisher
21
Yan Peiming
Artist
22
Urs Meile
Gallerist
23
Alexander Ochs
Gallerist
24
Cai Guoqiang
Artist
25
Xu Bing
Artist
26
Zhao Xu
Auction House
27
Ludovic Bois
Gallerist
28
Karen Smith
Critic
29
Cheng Xindong
Gallerist
30
Lv Peng
Critic
31
Fang Lijun
Artist
32
Huang Liaoyuan
Gallerist
33
Liu Ye
Artist
34
Phillip Tinari
Critic
35
Zhou Chunya
Artist
36
Art Seasons
Galleriest
37
Yang Shaobin
Artist
38
Kent & Vicki Logan
Collectors
39
Zhou Tiehai
Artist
40
Yang Bin
Gallerist / Collector
41
Miao Xiaochun
Artist
42
Pi Li
Gallerist
43
Wu Jin
Gallerist
44
Sui Jianguo
Artist
45
Zhang Wei
Gallerist
46
Dai Zhikang
Collector / Museum
47
Agnes Lin
Gallerist
48
Fabien Fryns
Gallerist
49
Fritz Kaiser
Collector
50
Meg Maggio
Gallerist
51
Victoria Lu
Curator
52
Yue Minjun
Artist
53
Yu Deyao
Collector
54
Wang Guangyi
Artist
55
Feng Boyi
Critic / Curator
56
Leng Lin
Gallerist
57
Primo Marella
Gallerist
58
Elaine W.Ng
Publisher
59
Lu Jie
Gallerist
60
Sun Ning
Gallerist
61
Wang Qingsong
Artist
62
Hans Ulrich Obrist
Curator
63
Xu Zhen
Artist
64
Pearl Lam
Gallerist
65
Ou Ning
Curator / Designer
66
Guan Yi
Collector
67
Rong Rong
Artist
68
Yukihito Tabata
Gallerist
69
Li Suqiao
Gallerist
70
Hou Hanrou
Critic
71
Ye Yongqing
Artist
72
Deng Chuanqin
Collector
73
Zhang Peili
Artist
74
Zheng Shengtian
Publisher
75
Michael Goedhuis
Gallerist
76
Cao Fei
Artist
77
Hua Yuzhou - Hwas Gallery
Gallerist
78
Asia Pacific Triennale
Museum
79
Levy Family DSL Collection
Collector
80
William Acquavella
Gallerist
81
Sheng Qi
Artist
82
Didier Hirsch
Collector
83
Sun Yuan & Peng Yu
Artists
84
Christopher Mao
Gallerist
85
Qui Zhijie
Artist
86
Britta Erickson,
Critic / Curator
87
Arnold Glimcher Pace
Galleriest
88
Max Protetch
Galleriest
89
Claire Hsu
Art Achieve
90
Ethan Cohan
Galleriest
91
Robert Bernell
Publisher
92
Zhang O
Artist
93
N12
Artists
94
Wang Ling
Critic
95
Brian Wallace
Galleriest
96
Feng Mengbo
Artist
97
Jerome Sans
Curator
98
Tian Kai
Dealer
99
Monique Burger
Collector
100
Gu Zhenqing
Publisher / Curator


2009年2月13日金曜日

インド のSakshi Galleryが台北に支店をオープン。

インド、ムンバイのSakshi Galleryが台北にブランチをオープンしました。

Sakshi Gallery In Taipei

台湾を中国と捉えるかは別として、インドのコンテンポラリーギャラリーの中国への進出はおそらく初めてだと思われます。



二年ほど前から、アジアの大国から世界の大国になっていくだろう中国とインド、そしてその関係に注目しています。

07年、08年と続けてインドを訪れ、このSakshi Galleryにもインタビューをしました。

DSC02502
当時Sakshi Galleryで個展の準備をしていた Silva Gupta。


インタビューで思ったのは、お互いの文化の違いをかなり感じているということ。

07年に訪れたとき、デリーのあるギャラリーでは、中国のコンテンポラリーアート展をかなりの予算をかけて行ったけど、反応がさっぱりだったと言っていました。

インド側としては、中国よりも欧米のほうが受け入れられやすいという風に思っているし、実際インドのかなりの数のギャラリーが欧米に支店や、提携ギャラリーを持っています。



ただ、インド側のほうが中国の市場や将来性に興味を持っているということも感じました。

昨年私がインタビューを受けた、インドのニュースサイトでも、「インドはこれから西(西洋)じゃなくて東(中国)を向いていく」というような話がありました。

Indian Express > ON RED EARTH

CIGEやSHContemporary、HKアートフェアなどを見ても、インドのギャラリーはかなり積極的に出展してきていますね。



どちらにしろ、インドと中国はこれからアジアを引っ張っていく重要なラインになってくるので、この二国間でアートがどのような役割を果たすのか、目を凝らして見ていきたいと思ってます。


そうそう、この夏にはMOCA Shanghaiで友人がキュレーションしている、インド・パキスタンの現代アート展もある予定です。

春。北京の火災。

春到来!
っていうほど暖かい日が続いてます。
今日は20度越え。

これだけ暖かいと、みんな踊りだします。
R0016281

公園で、おじさんおばさんが、めっちゃ楽しそうに社交ダンスをしてました。
いいですね~。
常にこれくらいの余裕が欲しいです。



北京高層ビル火災、中央テレビの違法な花火打ち上げが原因

大きなニュースになった、北京高層ビルの火事は、違法な打ち上げ花火が原因だったようですね。
まさか北京五輪でも使われた式典用とは・・。

上海も旧正月の元旦の花火はすごかったですが、それどころじゃないレベルの花火なんでしょう。

死者が出るほどの大事故だったので笑い事では済まされないですが、どれだけすごかったのか興味があります。


そりゃ、こんな画像も作られるわけです。









CCTV Fire: Funny Photoshops By Chinese Netizens

2009年2月9日月曜日

上海ギャラリストナイト再び。

R0016206

今夜もありました、上海ギャラリストナイト。

今夜はBeijing Art Now Galleryが上海から撤退するということで、Beijing Art Now Galleryスタッフのお別れ会。

不況の煽りをうけてか、上海ブランチを引き上げるということでしたが、「また戻ってくるからねー」と、当の本人はあっけらかんとしてました。

次回は北京で张晓刚(Zhang Xiaogang)の個展を行うとのこと。是非訪れたいものです。

R0016211



今日は「レジデンスってどうよ?」って話で盛り上がりました。

私も近い将来、上海でレジデンスプログラムみたいなのをつくれたらいいなと思っていたところ、同じような考えを持った奴等が結構いて、これは共同でなにかできるかもという流れに。

みんな出身国がバラバラなので、それぞれの国の(じゃなくてもいいけど)アーティストを呼んで、上海に3ヶ月くらい滞在してもらって、アーティスト同士の交流を図りながら、制作やリサーチをしてもらい、最後に作品を発表する、っていうのはアリだよねーみたいな。


定住すると忘れてしまいがちですが、やっぱり客観的にみても上海の街は面白いと思うのですよ。
世界で一番可能性のある都市のひとつであることは間違いないし。
どうにかレジデンスは実現したいです。




このところ上海の若いアート関係者がオフの時間にコンスタントに集まる事が多く、横のつながりが強くなって来ている気がします。

今日はバーの1フロアーを借り切って、30人近い人が集まり、わいわいやってました。

ギャラリストナイトとかいってますが、内訳はとしてはギャラリー、アーティスト、オークション会社、美術館、雑誌社、広告会社、と多岐にわたっていて、それぞれ情報交換をしつつ有益な時間を。

といってもここに集まっているのは、欧米人、もしくは欧米で教育を受けた台湾・香港・韓国人で、大陸の中国人とはまた別のコミュニティーが確実に形成されています。

外国人の多い上海ならではの現象なのかもしれませんね。
しかし、日本人は今のところ私だけ。。

毎回こういう会に顔を出すと、自分の語学力に辟易します。
英語も中国語も、もっと真剣に勉強しないとやばいですね。

ショッピングショック。ShanghARTローレンツのフケが。

今日は新年初めてM50(莫干山路50号)に訪れ、打ち合わせなどを。
まだ正月ムードということもあってガラガラでしたが、なかなか良い出会いがありました。


BizArtが運営しているギャラリー 小平画廊(Shopping Gallery)の小作品展に。

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杭州や上海でシリーズで行われている展覧会で、主に若手の作家の実験的な小さい作品ばかり集めて展示しています。




ノリとしてはこんな感じ。


しかし、徐震(Xu Zhen)施勇(Shi Yong)なども企画に関わっていて、なかなか侮れないといったところ。

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施勇(Shi Yong)ShanghART Galleryのオーナーローレンツのフケを額装した作品。
売れてました。


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周鉄海(Zhou TieHai)のスイーツをモチーフにした作品。
めちゃめちゃ売れてました。


展覧会自体は会期も終わりに近く、あとは搬出のみという状態でしたが、なかなか盛り上がっていて、アートバブル崩壊後の状況を、むしろ皮肉りながら楽しんでいる感じがしました。

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ベテランと若手が一緒になって、馬鹿げた(実験的な)作品を展示しあってわいわいやっているのは、とても好感がもてます。

R0016193

この企画、次回からはNam HyoJunも参加予定です。

ここ数ヶ月の予定など。

旧正月が明けてから、どどどと周りが動き始め、ここ数ヶ月の予定が決まってきました。


来月韓国のギャラリーと共同で、日本人作家の個展を行う予定です。
もちろん上海で。
詳細はまた後日。


4月は長沢郁美が101Tokyoに出品します(提携ギャラリーAndrew James Artから)。
確か第一回目の去年は半分が海外、半部が日本のギャラリーということで、国際性を謳っていたと思いますが、今年は海外のギャラリーがかなり減っていて、フェア自体苦戦している模様が伺えます。

中国本土からは、友人のAndrewのギャラリーのみということで、なんとか頑張って欲しいところ。




またNam HyoJunは、4月上旬東京のギャラリーCASHIにて個展を予定しています。
その後、北京のアートフェアCIGEに出展予定(提携ギャラリー、Vanguard Galleryから)。
さらに4月下旬には、上海のBiz Artにて中国人とのグループ展に参加予定と、目白押しです。


それにあわせて私も、4月上旬は東京、中旬北京に行く予定。
東京の皆さん、北京の皆さん、お世話になります。

2009年2月8日日曜日

2009上海・アントレプレナー講座(第三期)開催のお知らせ

昨年を振り返ると、仕事以外では殆どこれしかやってなかったんじゃないか、と思うほど一年中関わってきた、アントレプレナー講座とプレゼン大会が今年も開かれます。


上海相互支援組織(S4)という組織が主体となり、プレゼンテーションを通じてアントレプレナー(自立型人材)を養成していくプログラムです。


日本の同様の組織をモデルとしていますが、上海では上海らしさを活かし、中国の方やその他の国の方も交えた国際的で、よりビジネスライクな組織にしていく予定。


昨年の参加者として、私も全面的に関わりサポートしていきます。
熱い志をもった連中があつまり、みんなで出来る範囲での支援を継続的にしあいながら、社会を変えていく、そんなことを本気で目指しています。



2月19日夜7時より、来福士広場にあるNTTドコモ上海事務所会議室にて説明会が開催されますので、ご興味のある方、ぜひぜひお越しください。


ドコモチャイナの代表で、S4の代表でもあるヂョン・石井さんのブログに詳細がありますので、そのまま引用します。

--引用ここから--

2009上海・アントレプレナー講座(第三期)開催のお知らせ
http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/archives/2009-02.html#20090206


・上海でアントレプレナー講座を開催します。毎週土曜午前、5回に分けてビデオによる講座を受講し、最終日にはプレゼンテーションを行うコースです。
・料金は無料。ぜひご参加ください。
・なお、本講座は一切の宗教、政治、及び経済行為と無関係です。

■アントレプレナー講座の目的
・このアントレプレナー講座は、プレゼンテーションを通じてアントレプレナー(自立型人材)を養成していくプログラムです。
・夢のプレゼンテーション作りや支援を通じて、自立型人材に必要なスキルを習得します。

■アントレプレナー講座の特徴
・最初の5回はビデオ講義を聴講します。一部演習が入ります
・6回目の最終日は、夢のプレゼンテーションの発表です。発表までにグループでプレゼンテーションをしっかりと作りこみます。
・発表の後は「メンターシート」を各自が記入し、自分ができる支援を発表者に伝えます。
・費用は無料です。ボランティアでの開催です。

■第三期・アントレプレナー講座の説明会を開催!
説明会 : 2月19日木曜夜7時から8時半くらいまで
説明内容: 講座の概要や、昨年の受講生による感想、ビデオなど
開催場所: NTTドコモ上海事務所会議室
  住所: 上海市西蔵中路268号 来福士広場弁公楼3905室
  電話: 021-6340-4438

■第三期・アントレプレナー講座の日程
第一回: 3月 7日土曜10-13時 :「アントレプレナーシップ概論」
第二回: 3月13日土曜10-13時 :「事業創造 成功の条件」
第三回: 3月20日土曜10-13時 :「起業家的問題解決方法」
第四回: 3月27日土曜10-13時 :「究極のリーダーシップ」
第五回: 4月4日土曜10-13時  :「トータルサティスファクション」
第六回: 4月27日月曜19-21時 :「プレゼンテーション」

■講座開催場所: 上記と同じ、NTTドコモ上海事務所会議室

■講座のゴール: 7月12日の「上海ドリームプランプレゼンテーション大会」でのプレゼン
・09年7月12日土曜午後に、九江路のハワードジョンソンホテルで「第二回上海ドリームプランプレゼンテーション大会」を開催します。
・この講座の参加者は180名の観客の前でドリームプランをプレゼンしていただけます。
・日本からも沢山のコメンテータ、支援者が参加します。

■なぜプレゼンテーションなのか??
・わずか10分間のプレゼンで自分に足りない経営資源を集めることができるからです。
・アントレ講座では実例や実践を通して一緒にプレゼンの作り方を学びます。
・プレゼンを通じて熱い夢を語り、感動と共感を観客とシェアできれば、必要な経営資源は集まってきます。

■08年のアントレ講座やプレゼン大会の実績
・08年には同様のアントレ講座を2回実施し、合計27名の受講生に参加いただき、計2回のプレゼンテーション発表会を実施しました。
・08年7月には市内ホテルで「第一回上海ドリームプランプレゼンテーション大会」を実施、5名(中国人2名、日本人3名)のプレゼンターに夢を発表してもらいました。
・08年12月には、東京でドリームプランプレゼンテーション2008全国大会の予選会が開催され、上海代表としてOffice 339代表の鳥本健太さんがプレゼンを行いました。

■John(ヂョン)の夢:「中国をよくする」
・一言でいえば、「中国をよくする」ことが私の夢です。これは上からの目線ではなく、中国の方と同じ目線でゆっくり実践していく意味で、自分が動くことにより「中国をよくする!」ということです。そのために私ができる支援を継続して行っていきます。
・夢の実現方法のキーワードは、「人のつながり」です。「人がつながっている」ためには、何らかの価値がそこにあり続けていて、そこに時々集まってまた広げていくという活動が必要です。人とつながる価値として、私がこれから皆さんとシェアしていくことは以下の2点です。

1)中国のビジネスに関する情報を毎日発信し続ける。
→→Skipper Johnの中国ビジネス・ブログ http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/
2)つながった人が中国で成功するよう支援する。資本提供ではなくできることをすぐやる。
→→上海相互支援組織(S4)の活動を通じて実践

・この2点の価値を仲間と共に提供し続けていくことにより周りの人々がつながり始め次第に広がりながら、中国の友人も巻き込んでいくと少しずつヂョンの夢である「中国をよくする!」ことに近づいていくと考えています。

■上海相互支援組織(S4)とは??
・08年から活動を開始した上海の任意組織です。
・宗教、政治、お金などにとらわれず、上海でアントレプレナー(自立型人材)を養成し、自分たちで可能な支援を継続していくという活動を行っています。
・象徴的な活動として、アントレ講座の開催とプレゼン大会を主催して人材を育成、支援しています。


■ご連絡先: 上海相互支援組織 John 石井
メール: diet1984jpn☆yahoo.co.jp (←☆を@に変えて送信下さい)

--引用ここまで--

2009年2月6日金曜日

来客。再び威海路。北海道。

今日は日本からのお客様が多い一日。

Bund18のクリエイティブセンターをディレクションされているKimさんが、オオタファインアーツの方々を339に連れてきてくださいました。

Kimさんは、おちゃめに昨日オークションされていた家具(というか籠)を買ってました。
やるなー。
なにに使うんだろう。



その後、威海路にあったタイヤ屋さん(?)がいなくなるので、空間が空くとの情報をゲット。
R0016183

入り口が広いし、現代アートの展示にはぴったりな空間でした。
すぐにでも借りたい衝動に駆られましたが、少し検討させてもらおうことに。
最近海外のギャラリーが、威海路でスペースを探しているというのをよく耳にします。


その後、ART FRONT GALLERYと関係者ご一行様がいらっしゃいました。
威海路にいる作家のアトリエを廻ったり、屋上でわいわいしたり。

夕食も一緒にさせていただいたところ、約20人のツアーでなんと北海道出身の方が4人もいました。
しかもみんなアート関係者。


いろいろと情報交換もさせていただき、有意義な一日でした。
今年はなにかと北海道に絡んでいきたいと思います。

2009年2月5日木曜日

威海路にてオークション。


今日私の事務所がある威海路アートスペースの敷地内で、突如アンティーク風の家具が、
やけにアーティスティックな値札とともに並べられました。


R0016178

R0016176

引越しのため、家具の叩き売りをしてたみたい。

その周りで暇なおっさん達が集まりだして、
「これは安いなー」とか、
「これは高すぎ」
「じゃあオークションやろうぜー」
とかいいながら盛り上がってました。

1920~30年ころの製品らしく、年季が入っていてかっこいいものもあったのですが、
いかんせん状態が悪く使用するにも鑑賞するにも堪えられなさそうだったので、私はパス。


R0016180


そういえば昨年も、突如巨大なバルーンが膨張しだして、道をふさいだりしてました。


(残念ながら私はこの現場に立ち会えなかったのですが、緑川さんのブログに画像が残ってました。)

何のために!?


威海路、謎なエリアです。


2009年2月4日水曜日

中国の若者 80後。

今日は一日中事務所でオフィスワーク、夜は韓国人キュレーターとミーティング。
いやしかし、何で事務作業ってこんなに時間かかるんでしょう。。

そして残業食ということで、一人で近くの火鍋屋に。
初めて一人で火鍋を食べました。
悪くないですね。
癖になりそう。


一人で火鍋をつつきながら、この本を。

新・中国若者マーケット新・中国若者マーケット''
松浦 良高

弘文堂 2008-12-12
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本の執筆・リサーチに私の友人が関わっていたり、筆者の松浦さんとは面識もあり、ずっと気になっていました。

今の世界経済の希望は中国の内需しかない、とまで言われたりしますが、今後その中国を引っ張っていくであろう80年代生まれ(80後)に焦点を当てたリサーチ本。

私も1980年生まれなのでギリギリ80後ですが、いまその80後は大学生~社会人(19歳~28歳)。中国における、80年代生まれというのは、そのほかの年代(70年代生まれ、60年代生まれ、90年代生まれなど)にくらべ、時代背景もあり、特異な存在で「新人類」と言われています。

今後中国の鍵を握る80後をどう攻略するかといった感じの本で、中国の若者のトレンドを知るのにとても実用的な内容になってます。


そういえば・・・

中国国内で80後が目立つようになり、その中国の80後とくらべて日本はどうなのよ、ということで、昨年日本の80年代生まれのアーティスト展を企画しました。

If you’re happy, clap your hands  -A Japanese group show of 80’s generation artists-

今思うと、中国の80後アーティストあわせてグループ展にしたほうが良かったかも、とも思いますが、展覧会自体の反響は予想以上に大きく、それこそ80後(とくの20歳前後)が沢山訪れてくれました。

展覧会を企画する段階で、私なりに中国の80後と日本の80後を調べ比較しましたが、中国の80後は本当に目立ってます。70年代(70後)が、文化大革命の最中に幼少期を過ごし、不安定な社会情勢の中で育ったのに対し、80後は一人っ子政策が実施され、経済成長の恩恵も生まれたときから受けている世代。近代・現代中国の申し子のような世代です。


面白いのは、中国80後のネットへの依存度の強さと、ボリュームの大きさ。
2007年6月~2008年6月の1年間で、インターネットの利用者が1億人も増えた(中国全体で)というのだから驚きです。
そしてそのなかでも、影響力が大きく、ネットを使いこなしているのが中国の80後。

今のところ仕事で絡むことはそんなになに多くないのですが、私自身同世代ということもあり、中国の80後とはこれから一生付き合っていく存在。

仕事の合間に日本のニュースやブログを読んでないで、ネットでももっと積極的に彼らにアプローチしていかなければ、と、一人鍋をつつきながら反省した次第でございます。

中国ビジネスに関わっている方は、是非ご一読を。

2009年2月2日月曜日

正月明け

静かな正月休みから、上海の街に少しずつ活気が戻ってきました。
339も今日が仕事はじめ。


今年はこれだけ厳しい情勢のなかで、どれだけ楽しめるか。
そんな勝負になりそうです。


21世紀に入って常に変化の波にさらされている感じがしましたが、今年はとりわけ、大きな転換期と呼ばれる年になりそうですね。


いろいろなものが終わりを迎えるのでしょう。
そしてわんさか新しい何かが生まれてくるのでしょう。


景気、常識、他人の評価、業界の動向など、過剰に周りを意識のではなく、
本当に大切なものをしっかりと育んでいきたいと思います。


すべての答えは自分の中にある。
結局は自分との闘いです。


I have a dream.

今年も変わらず、これでいきます。