先週中国は国慶節で一週間の祝日。
連休中、日本のメディアの方の
上海ビエンナーレの取材をコーディネートさせていただき、上海美術館の館長へインタビューへ行って来ました。
祝日ということもあり、ものすごい人。
開館前から長蛇の列。あまりに多いので、一日5000人という入場制限を設けてました。
インタビューは予想通り、マニュアル通り、といった内容の話しか聞けませんでしたが、ビエンナーレとは別に、館長個人としてのアジアの美術界の現状に対する問題意識などを聞くことが出来、なかなか有意義でした。
横浜、ソウル、光州、シンガポールのビエンナーレやトリエンナーレを見てこられた記者の方曰く、上海は他と比べても総合的に面白いとおっしゃってました。
上海ではあまり評判が良くないですが、外から来た人がみると全然ちがう印象をもたれるようです。
今回の上海ビエンナーレのテーマは「Trans Local Motion」。
都市化や移民、人口の流動などをテーマにしているので、改めてゆっくりビエンナーレをみてみると、上海の都市やそのシンボルとして人民公園の歴史やその発展を歴史的資料とともに見せていて、実際上海で暮らしていて変化を目の当たりにしてきた市民の日常と、非常に近いモチーフやテーマの作品が多い。
そのため、一般の人も作品の世界に入って行き易いというのは、評価できる点かと思います。
地元のおじちゃんおばちゃんが、喜んで作品を鑑賞しているのをよく目にしました。
「これ以上人が集まっても困るので、お祭り騒ぎのようなイベントにはしたくない」と館長が言っていたのは印象的でした。
美術館の狭い箱、という物理的な問題もあるようです。
こちらはBund18で展示中のAi WeiWeiの作品。
Bundは多くの観光客でごった返してました。
こんなに人の多いBundは初めてです。
そんなこんなで連休も終わり。
連休中は閉じている店も多く、観光地以外は比較的静かな上海でしたが、今日からまた動き出します。