2009年4月27日月曜日

ギャラリストナイト on April

今夜もありました、上海ギャラリストナイト。

若手のアート関係者が集まるこの会。昨年末くらいから毎月のように行われていますが、毎回人数が増え続けていて、今回はバーを貸切で沢山の人が駆けつけました。

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剣道をやっているドイツ人女性に会いました。

私も小学校から中学校まで剣道を習っていて、それ以来竹刀を握ったこともほとんど無かったのですが、今日そのドイツ人に「剣道はすばらしいスポーツだよね。今度一緒にやろうよ」と言われました。


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ブラジル人とカナダ人に、ピチカートファイブの音楽性について語られました。
知らない日本のバンド名が沢山出てきました。
「今度日本のCoolな音楽を教えてあげるよ」と言われました。


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何がなんだか良くわからなくなりましたが、私が知らないことが沢山あるということはわかりました。
私は何を学ぶべきなのでしょう。

アントレ講座3期、プレゼン前日で大詰めです。

3月から始まった、アントレプレナーシップ講座の3期目の、最終課題のプレゼンが明日27日の夜行われます。

今回は中国人を含む5人のプレゼンターが(5チーム)、自分の夢についてプレゼンを行うこととなりました。


今日は3チームがプレゼンのブラッシュアップにOffice339を利用していただきました。

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チームメンバー、一人一人の力が集まり、どんどんプレゼンが良くなっていきます。

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プレゼンターのビジョン、チームメンバーの支援に感動しました。

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みんなすごいです。。

立ち上げから一年半。上海で相互支援組織(S4)というすごい芽が生まれてきています。


明日のプレゼンが超楽しみ。

2009年4月23日木曜日

威海路696 アトリエ開放展、大賑わいで幕を閉じました。めでたしめでたし。

18日、19日と2日間で行われた威海路696 アトリエ開放展、おかげさまで大盛況で終わりました。
あいにく19日は大雨で来場者もまばらでしたが、18日はお昼頃からたくさんの人に御越しいただき、あるアトリエでは夜中の3時まで人で賑わっていたとか。

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自分でいうのもなんですが、大掛かりな美術展よりよっぽど面白いです。
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展示してある作品の質はバラバラですが、面白くない作品もたくさんあります。

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でも、何が出てくるかわからないワクワク感。
迷路とか秘密基地に迷い込んだ感じ。

それを求めてみんなやってくるんだと思います。
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ここに事務所を構えている私ですら、初めて訪れるアトリエやスタジオがありました。
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大きな機関が企画したわけじゃなく、威海路のクリエイターたちが自発的に行ったイベントなので、費用対効果がものすごく高い。

このイベントにかけたは費用は、1スタジオ100元です。それでポスターを作ったり、かばんを作ったりしただけ。あとはそれぞれWebでの告知や口コミで集客しました。
それでも、二日間で延べ来場者数は1000人を下らないと思います。

ローレンツ(ShanghARTのギャラリスト)や、片岡さん(森美術館のキュレーター)も来られていました。

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悔やまれるのが、私の方で十分な告知が出来なかったこと。
日本人の来場者はほとんど私の知り合いでした。。。もっと日本人向けのPRに力を入れればよかったっす。


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また前日まで東京や北京に出張に出ていたため、Office339としてもきちんと企画イベントが出来なかったこと。

結局いつもと変わらない作品を展示しただけでした。。

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でもプロジェクターで流していた、グレゴリー・コルベールの映像作品は大好評。

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その割には、新しいコレクターとも縁ができて、予想以上の収穫がありました。


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SHContemporaryの時期にあわせて、9月にもやろうか、という声も上がってきてます。

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これだけ人気が出てきたんだから、年に一度とは言わずもう一回くらいやろうよ、と威海路のみんなに働きかけて行きたいと思います。


お越しくださったみなさん、どうもありがとうございました!

Bandi PANDA、Bund18のオープニング

ShangART@Huaihailuでおこなわれた、Bandi Panda Fashion Nightに行ってきました。

Bandi Panda Fashion Night

http://www.shanghartgallery.com/galleryarchive/exhibition.htm?exbId=2421

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Zhao BandiのBandi Pandaシリーズはかなりお気に入り。
今回はファッションショーではなく、パリで行われたショーの映像披露と、数人のBandi Pandaレディーのお披露目会といった感じ。それでもかなり盛り上がってました。

Bandi Panda Fashion Night

http://www.shanghartgallery.com/galleryarchive/exhibition.htm?exbId=2421


ちなみに、いまうちの事務所にも、Bandi Pandaのぬいぐるみセットがあります。
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めっちゃ可愛いので、買おうかどうか迷ってるところ・・。



その後は、Bund18のオープニングに。

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Round Ground - HanSoonja’s solo exhibition
Date: 21st of April, 2009– 30th of June, 2009

2009年4月21日火曜日

CIGE09とARTShanghai09

北京CIGE09、上海のART Shanghai09を見てきました。


CIGEは参加ギャラリーの数も減り、すこしスケールダウンした感じ。

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来場者も少なかった模様。

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ブースでは、売れてるギャラリーとさっぱりのギャラリーがはっきり分かれていたようでした。

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ART Shanghaiは、コンテンポラリーだけではなく毛色が違うフェア。
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当初の予定よりもフロアをかなり縮小し、ギャラリーブースの代わりに雑貨のスペースを設けるなど、予想通り酷い有様でした。
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ただそこそこ売れているブースもあり、時間をかけて地盤を固めてきたギャラリーは安定して販売できていた様子。

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CIGE,ART Shanghaiどちらも同じ会期での開催。そして今週末からはART Beijingがはじまります。
国内のフェアの足並みが揃っておらず、お互い足を引っ張っている感じが否めません。


これまでのフェアのほかに、新しく市内でホテルでのフェアもうわさされてます。
SHContemporaryも、準備が進んでいるようですが、何とか頑張って欲しいところ。

2009年4月15日水曜日

去北京。

明日から金曜まで北京行ってきます。

北京のアートフェアCIGE09を見たり、アーティストに会ったり、ギャラリー訪問したりしてきます。

CIGEにはNam HyoJunが新作のペインティングを出展します。

Nam HyoJun CIGE09へ出展
http://www.office339.com/jp/090402cige09/

金融危機後、初めてとなるフェアで、注目が集まるところ。

私と同じ威海路の住人で、アーティストであり、アートジャーナリストでもあるCrisが、ブログでCIGE09への簡単なインタビューを掲載してます。

Q&A with CIGE Art Fair
http://www.shanghaieye.net/english/2009/04/qa-with-cige-art-fair


ちなみに、上海でも明日からART Shanghaiが始まります。
過去3年間ずっと参加してきましたが、今年は初めてノータッチ。
こちらは北京から帰ってきてから、様子を見に行きたいと思います。


寒くありませんように!

2009年4月14日火曜日

オフィスの電話が使えない件。

ただいま、オフィスの電話が使えなくなっております。
電話機が壊れてました。。

実は数週間使えない状態だったようです。
大変申し訳ありません。

数日中に新しい電話機と交換する予定ですが、急を要するご用件の方は、メールか、こちらの電話番号までお電話ください。

携帯
+86 15800736106

ご迷惑おかけいたします。

威海路696アトリエ開放展が

もうすぐということで、エリア内も活気ついてきました。

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巨大ポスターも張り出され。


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マップも出来上がりました。


エリア内にある、車にオーダーでデザインされたステッカーをつくる会社。
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車の出入りが多いので、少々迷惑な会社だなーと思ってたんだけど、最近クオリティが上がってきました。
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アーティストとコラボでデザインできたら面白そう。


威海路696 アトリエ開放展 “Happy Together”
http://www.office339.com/jp/exhibitions/weihailu696_09/

開催日時:
2009年4月18日 13:00 - 20:00 
2009年4月19日 13:00 - 20:00
(二日間)

住所:
中国上海市威海路696号1号楼106室 (近陕西北路) 郵便番号200041
106, Building No.1, WeiHaiLu696, Shanghai, 200041, China


Office339で何をやるかは、まだ未定。。
作品展示するだけで、何もやらないかもしれないですけど、お酒は出しますので、皆さんお越しくださいませ。
全体的にお祭りっぽくて、面白いと思います。

2009年4月13日月曜日

回来上海。

2週間弱の東京滞在を終えて、上海に戻ってきました。

アートウィークも堪能し、東京に来ていた両親と観光もし、Nam HyoJunの個展もなかなかの盛況でよかったです。(オープニングには、沢山差し入れ頂きまして、ありがとうございました!)


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関西に寄れなかったり、お会いしたかった人に会えなかったので、また近々来たいです。


いやしかし、花粉症でこの時期の東京はかなりきつい。
毎日薬を飲んでも、一週間が限界みたいです。。


明後日からは北京いってきます。

2009年4月10日金曜日

Nam HyoJun@CIGE09

もうついでなので、もういっちょ告知。

Nam HyoJunが来週から行われる北京のアートフェア CIGE09に出展します。


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提携先のVanguard Galleryより。

Nam HyoJun CIGE09へ出展
http://www.office339.com/jp/090402cige09/

ブース番号は、B154,155,156。
オープニングには私も北京にいる予定です。


是非お立ち寄りください。

威海路696 アトリエ開放展 プレスリリース

告知続きで。

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気がつけばもう来週。
威海路のアトリエ開放展 が18日、19日で開催されます。

半月以上前に日本語のプレスを発表します、と自分いっておきながらなかなか翻訳の時間が作れていなかったところ、そんな私を見るに見かねた筑波大学大学院の岩橋利宗さんが、有志で翻訳してくださいました。非常感謝!!


威海路696 アトリエ開放展 “Happy Together”

多彩な分野で活躍する25人のアーティストたちによる企画展を2日間開催いたします。


【背景】

2006年の夏頃より、小さなアーティスト集団が上海の繁華街にある工場跡地(それらの建物は、かつてアヘン窟であった)に集住し始めました。現在 この工場跡では、約40人を超える多様な活動家達が活発なワークショップを展開しています。またこの界隈である威海路696号には、画家・彫刻家・舞踊 家・歌手・バンドマン・映像作家・写真家・役者・芸術活動家・ジャーナリスト・ファッションデザイナー・観光コーディネーター・下着デザイナー・チャイル ドアートの専門家・結婚式専門写真家・貴金属加工職人・アニメーション制作会社・アウトドア用品店主・建築家、そしていくつかの実験的ギャラリーといっ た、実に多様な居住者によって構成されています。

この威海路696号界隈は、超一流の商業施設や宿泊施設などが集まる上海の富裕層向けの繁華街から、ほんのわずかな距離に立地しています。そこに集 まり活動するテナント主らが、それぞれの活動や共同の活動を通じて、「クリエーティブ・スペース」として威海路696号を活性化させる活動を3年間続けて きています。

【企画概要】

この空間が解体や不動産投機を対象とした都市再開発から逃れ、現在も活動を継続することができたという事実を祝して、友人や来訪者の方々がくつろい だ雰囲気の中で作品の展示やパフォーマンスをお楽しみいただけるような開放展を開催いたします。また今年もドキュメンタリー作品やその他の実験的な試みも 企画しております。

開催準備や製作活動が時間と空間の変化とともに展開されるアナーキーな企画活動なため、まだ全てを公開することができません。現在のところ、約25のワークショップ、インスタレーション、5人の演奏者による演奏やクロスフィールドなセッションも開催を予定しております。

【来訪予定の皆様へ】

来訪者の皆様へ地図を用意させていただく予定です。また当日には、様々な企画に関する案内サインをメインゲートに掲示や壁に案内矢印等を準備いたします。

また本企画中には、いくつかの場所にカフェコーナーを準備する他、会場付近に多数24時間営業しているお店がございますので、軽食・飲料水などをお買い求めになることもできます。

開催日時:
2009年4月18日 13:00 - 20:00 
2009年4月19日 13:00 - 20:00
(二日間)

住所:
中国上海市威海路696号1号楼106室 (近陕西北路) 郵便番号200041
106, Building No.1, WeiHaiLu696, Shanghai, 200041, China


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Office339でも何かやります。

何か。

アートフィルム The Rising Tide

危なく告知もれするところでした。
The Rising Tideというアートフィルムの上映会が、本日上海で行われます。

ディレクター・オーガナイザーは、Robert Adanto。提携ギャラリーのAndrew James Artが共催で、NYU(ニューヨーク大学)とOffice339がスポンサーとなってます。

スポンサードしておきながら、私は上海に居ないので、残念ながら見れません。。。



ROBERT ADANTO’S “THE RISING TIDE” COMES TO SHANGHAI


Documentary Highlights China’s Celebrated Artists and Photographers

Date: 7pm Friday 10th April 2009
Organizer: Robert Adanto
Co-Organizer: Andrew James Art
Location: Andrew James Art, 39 Maoming Bei Lu, Cross Yan’an Zhong Lu
Sponsors: NYU (Shanghai) and Office 339

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Robert Adanto's The Rising Tide” a fascinating new documentary which captures the complex cultural implications of the global art market's insatiable taste for Chinese contemporary art, will be screened on Friday, April 10th at 7:00PM. Director Adanto will be on hand for a Q&A following the screening.

The documentary, recently screened at the Hammer Museum in Los Angeles and Miami Beach Art Basel, addresses China's economic and cultural metamorphosis through the work of its most talented video artists and photographers. It sharply illustrates how China's place as an emerging global superpower directly relates to the "rising tide" of Chinese Contemporary Art.

“The Rising Tide” features the words and work of internationally recognized artists such as Cao Fei, Xu Zhen, Wang Qingsong, Chen Qiulin, Yang Yong, O Zhang, and Birdhead. The film is narrated by Rosalind Chao and Gordon Chang.

Born in an era of rapid societal change, the Chinese avant-garde sees the new China as a place where materialism and consumer culture are all pervasive. New explorations in art have accompanied the post-Mao reforms and economic growth. The balance of Western influence and traditional Chinese aesthetic remains conflicted. Add the complex cultural implications of the current market mania for Chinese contemporary art, and you have a truly compelling story which exposes the confusion and ambiguity that characterize the new China.

By allowing the artists and curators working in China to talk about the movement themselves, Adanto is able to convey the captivating nature of this cultural phenomenon.


"Adanto's surprisingly grim film highlights both the vitality and urgency of China's burgeoning new culture while allowing its subjects to speak of the darker and more painful aspects of change," says Gerry Mak in the on-line publication Flavorpill.


The film seamlessly blends the artwork and the voices of the key-players in the Chinese Contemporary art scene without intrusion from the filmmaker. "I wanted artists whose work contained powerful messages with the ring of truth. I was looking for art that communicated the confusion of a society in rapid transition or work which commented on the materialism pervading Chinese society. I still wanted beauty and originality, but not at the price of content. The art was to be used in the film to advance my arguments, so I needed pictures and images that matter," Adanto stated.


“The Rising Tide” is an incredibly timely examination of China's growing prominence in international culture. In a climate of industrialization, urbanization, and increased freedom of expression, Chinese Contemporary Art has emerged as arguably the most vital and imaginative cultural force in the world today. "The rest of us better make an effort to grasp what their work is about, or get out of the way," says Mark Lynch, host of WICN's Inquiry, "[The Rising Tide is] an 'eye-opener' in every sense of the word, if you are an artist, curator or art teacher be sure to catch this film."


The film was shot in Beijing, Shanghai, Guangzhou, and Shenzhen in the summer of 2006 and completed in February of last year. For more information on this free screening, call 001.310.434.3777.

Length of the film: 93min



For more information about the film, visit www.therisingtidefilm.com


Facebook
http://www.facebook.com/event.php?eid=72986944107&ref=nf

ミドルテンション 本日夕方より、東京馬喰町にて!

いやはや、東京に来て初ブログ投稿。
サボりすぎですね。



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今日の18時から、Nam HyoJun約2年ぶりの個展が始まります。

”ミドルテンション” Nam HyoJun個展

オープニングレセプション : 2009年4月10日(金) 18:00-20:00


CASHI
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-5-18-1F
JR・都営浅草線浅草橋駅A2出口より徒歩4分
JR馬喰町駅/都営新宿線馬喰横山駅C4出口より徒歩4分

2009年4月10日(金) - 25日(土) 日・月曜日及び・祝日休廊


今日のオープニングには、私もNam HyoJunもギャラリーにおります。
日本での展示の機会はそうそうないので、是非是非お立ち寄りください!