2008年12月11日木曜日

獅子倉シンジの最新情報と、Webサイト。

・獅子倉シンジが12月28日、アサヒアートスクエアで開催される「マムシュカ東京VOL.5」に登場します。
マムシュカ東京には、3回連続の登場です。
毎回パワーアップしている、バコーンと仲間達のパフォーマンス、こうご期待あれ!


・現在豊田市美術館で開催中の「不協和音~日本のアーティスト6人」 で、展示されている作品にパフォーマーとして出演しています。
お近くの方、是非。今月25日までです。


・あ、あと最近ちょこちょことWebをUpしてます。

もう少しで、新しいプロジェクトもWebで告知予定。
お楽しみに。


2008年12月8日月曜日

オフィスはもう、プレゼンモード。

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昨日から事務所は常にプロジェクターOnの、プレゼンモードに入りました。
基本的にずっとプレゼンの作りこみと練習してます。

誰かがやってきたら、その人の前でプレゼン、という作戦です。

昨夜も7名の方にお越しいただきました。ありがとうございます。



このプレゼン用に、地元の友人に町の写真をとって送ってもらいました。
「なるべく寂れてる感じで。。」というリクエストをしていたんですが、そんな心配も要らず、思いっきり人気のない町。。

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大丈夫か、我が故郷。。。

クリエーター達の忘年会

昨夜は上海クリエーターワークス主催(??)のクリエーター達の忘年会にお誘いいただき、De La Coastに。

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知ってる顔、知らない顔、いろんな方がいましたが、こういう会でしか忙しくて会えない人も多いので、とても楽しく過ごさせていただきました。

一年前も同じイベントがあり、そのとき以来会った人と、まったく同じ話をしたり・・。

めっちゃ楽しくて、長居したかったのですが、プレゼンのため早々に帰宅。
が、不覚にも帰宅後すぐに爆睡! 
こんなことならゆっくり楽しんでおけばよかったです。

2008年12月5日金曜日

乱雑339。プレゼンまで後2週間。

昨日からめっちゃ寒い上海です。

このところ、プレゼンの準備でバタバタしています。
作業が長引き、事務所に朝までいることも多く、机の上はこんな状態。
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昨日は、こんな乱雑な事務所に突然アメリカからのお客さんが来て、作品が見たいというのでみんなでアタフタ。。

あまりに散らかっていてとても作品を見せれるような環境では無かったのですが、それでも辛抱強く作品を観てくださいました。

気に入っていただいた作品があり、1点ご購入。

いい空間で見せれず、なんだか申し訳ない気分になりました。
作品のある場所は、いつもきれいにしておかないと駄目ですね。。



夜は、プレゼン大会の支援会。上海の支援者の皆さんの前でプレゼンを発表。

自分のなかでは結構ストーリーが出来てきたつもりでしたが、皆さんにいろいろとアドバイスをもらいながら見直していくと、全然まだまだでした。


どこかで「他人に良く見せたい」という欲があって、そういう気持ちが少しでもあると、相手に伝わりづらい。言葉ではわかっていても、どこかにそういう欲が出てしまっているんですね。

自分を良く見せようとするのは、弱い自分を責められ自分が傷つくのが怖いからなのだと思います。自分のなかで、なんとなく作っている 壁。その壁のせいで、人に心の底からなにか伝える、ということが出来ない自分がずっとありました。


プレゼンつくりを通じて、自分が着飾っているものを剥ぎ取られて、どんどん裸にされていく感じがしてます。

自分を知るという意味でとても大切で、成長するチャンスです。
すばらしい仲間に感謝。


本番まで後2週間を切りました。
ラストスパートです。

作品を通して生活が変わるということ。と保利オークション。

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かなーり前に作品を購入いただいた方に、北京でインタビュー。


当時、「娘さんのために」、と言っていた購入してくれたお客さんのお話が印象深く、

「こんな風に思って買ってくださる方もいるんだ」

と感動したものでした。



その後作品によって、どんな風にお客さんや娘さんを変えたのか知りたくて、その後の変化・影響について、というおポイントでお話を。

正直、あまり期待していなかったのだけど、購入後から良い方向に変化があったということで、とても嬉しいお話を聞けた。

しかも、思っていた以上に、作品に対して愛情を持ってくださっていて、この仕事をやってよかった、と思えた充実した時間だった。

ありがとうございます。




帰り、ちょうど飛行機登場までの時間に保利(Poly)のオークションがあったので、ついでに見学。

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金融危機以降、どこのオークションもひどい状況だったが、そのとき開催されていた「中国コンテンポラリー」は、落札率約68%と、わりと健闘していたと思う。

ただ、その後のアジアコンテンポラリーのセクションはひどい状況だった。
まず、席がガラガラでお客さん自体がいない。


今回、アジアコンテンポラリーのセクションは、Polyにとってはじめてのチャレンジだったけど、この様子では、今後続かないんじゃないだろうか。



とにかく、最近オークションがらみで、トラブルが多い。

所有権はこちらにある作品を、断りも無くオークションに出品されそうになったこともあり、中国人の関係者と"オークション”に対する認識の違いというのを痛感させられることが、ここ1ヶ月で何度もあった。

オークション会社のやり方は非常に腹立たしいことも多いのだけど、これも勉強だと思って、きちんとアーティストと作品を守っていきたいと思います。


2008年12月3日水曜日

北京。

に一泊で行ってきます。
軽くインタビュー。
寒そー。

2008年12月2日火曜日

Pen 最新号に威海路アートエリアが載ってます。



Penの2008/12/25号は現代アート特集。

いま見逃せないアーティストは誰か? 現代アート最新MAP

特集最初の「アジアン・アートの激震地、国際都市・上海の吸引力。」

のところに、Office339がある威海路696アートエリアが掲載されてました。

友人のギャラリーAround Spaceとその友人の写真が載ってます。

要チェック。

2008年12月1日月曜日

長沢郁美 バーゼル個展 オープニング様子。

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が届きました。

今回も被り物でライブドローイング。
定番になりつつありますね。

1月17日までやってますので、近郊にお住まいの方、是非お越しください。

“ I hear ” IKUMI NAGASAWA Solo Show 
2008.11.30-2009.1.17
V-Gallery (Basel, Switzerland)


ちなみに、上海でのライブパフォーマンスの様子はこちら。


339拡張計画。


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というか、事務所隣のおっちゃんの倉庫が空くというので、うちで使わせてもらうことにしました。

倉庫が欲しくてどうしようかと思ってたときに、思っても無いオファーで、ありがたい限り。

天井もそこそこ高く、少し大きな作品をつくるアトリエとしても使えそうなので、これからよい利用法を考えます。

来年はレジデンスっぽいことをしたいと思ってます。

ドリプラ支援会。

あらら、12月になってしまいました。

12月19日に行うプレゼンの支援会のため、2泊3日で東京に行ってきました。
弾丸スケジュールで、残念ながらプレゼン関係の方以外は、ほぼ誰にも会えず。
でも今回も、沢山の素晴らしい出会いがありました。


ドリームプラン・プレゼンテーション


自分の夢を語るこの大会。

私のテーマは、
「人が夢をもって生きていける社会を、アートを通じて実現すること」


プレゼンの準備に向けて、11月はずっと、悩みに悩みました。
そして、なかなか進まず、いろいろな方に迷惑をかけてきました。


自分が本当にやりたいことは何か?
アートに何が出来るのか?
どんな社会にしたいのか?
それは奇麗事ではないか?
心のそこから、ワクワクできるか?


アートのもつ力と、それが社会で果たす役割の大きさを信じてますが、
自分でもわかっていないところがたくさんあり、そんなに簡単に分かるものでもなのかもしれません。

なので19日のプレゼンでは、私の想いの大きさだけは、きちんと伝えきりたいと思ってます。




支援会の後に、プレゼン主催者 福島正伸さんの新刊出版記念後援があり、そこで買った本。


「夢」が「現実」に変わる言葉
「夢」が「現実」に変わる言葉福島 正伸

三笠書房  2008-11-18
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おすすめ平均  star
star心の琴線に触れる名言がきっとある!
starこの本に救われました!

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この本のあとがきに、今回私と同じくプレゼンターとして参加している方のエピソードがありました。

その方は、億単位の大きな借金を抱え、仕事も失った状態に陥ったにもかかわらず、すべての出来事を、チャンスと考えることによって、立ち直ってきた方です。

そのエピソードの中に、こんな言葉がありました。


「もう、前向きに考えること以外やめました。
後ろ向きに考えると、今の状況はピンチ以外の何ものでもないからです。」


この一言を読んで、はっとしました。

前向きに考えれば、どんなことでもチャンスにつながります。
そして、後ろ向きに考えれば、際限なく後ろ向きになって行きます。


そうか、前向きに考えること以外、やめればいいんだ!


プレゼンの準備が進まず悩んでいたのが吹っ切れた気がしました。


ということで、前向きに考えること以外、やめることになりました。

どうぞ、よろしくお願いします。

decob上海 アーティスト募集

しております。


decob上海 アーティスト・スタッフ募集

アートによる環境問題への取り組みを目標に掲げる、オリジナル・エコバッグ プロジェクト。

主催は、NYのCool Magazine。
ささやかながら、お手伝いさせていただくことになりました。

2009年、最初の仕事になりそうです。



2008年11月27日木曜日

写真と彫刻

の作品を募集しております。

なにかと。

2008年11月24日月曜日

ギャラリストの夜会。

昨夜は友人のギャラリストが企画した、HARD-WORKDING-GALLERISTの会に。
バーのワンフロア貸しきって、上海中のギャラリーのオーナーやスタッフが来てました。


今の状況や来年の展開について、いろいろ情報交換ができました。
金融危機の影響で、来年はのんびりビジネスやるよ、という人ばかり。


よく聞かれたのが、シンワやエスト-ウェストオークションは、なんで今頃香港やマカオでオークションやるの??タイミング悪すぎじゃない?と。

日本人はいつもやることが遅いんだよ、とも。。

はは。



来年もいくつかのギャラリーと共同で展覧会を開くことになりそうです。

2008年11月20日木曜日

Blood Vessel

なんか、めっちゃ寒くなりました上海です。

もうすぐ12月、当たり前といえば当たり前なんですが、あまりに急なので驚いてます。


そんな中、暖房のない友人の大きなアトリエで作業。

芯から冷えました。




ありがたいことに、ヨーロッパのお客様にNam HyoJunの大作をご購入いただけるとの事になり、いったん絵を剥がし梱包することに。




思えば今年は、この絵から始まった気がします。



3月に事務所を今の場所に移してから、場所が無いからとオフィス内で制作することになり、ずいぶんと仕事場を占領されていました。




そして、4月の孙国娟 Sun Guojuanとの2人展。








そんな一年も、もうあと40日程となりました。


「寒い寒い」といいながら、冬の匂いを楽しんでる自分がいます。

2008年11月16日日曜日

M50での展覧会とステンドグラスの展覧会

せわしく毎日が続き、全然告知も出来てませんでしたが、先週は二つ、私が関わった展覧会が開かれました。


野嶋奈央子、mayu、長沢郁美 展




先月中旬に、ギャラリー側から急遽依頼されて行うことになったこの展覧会。
準備の時間が全然とれず、参加アーティストの方々にはいろいろご迷惑をおかけしましたが、無事オープニングを迎えることが出来ました。




ShanghARTのローレンツや、上海美術館のキュレーターも来てくれて、和やかなムードなオープニングでした。


Refined Nest Gallery(雅巣画廊) 
上海市莫干山路50号4号楼B座一层
1Floorm Building 4,50 Mogangshan Road,Shanghai,China
11月12日~11月23日




そしてもう1つ。

第一回ステンドグラス展

11/15 10:00-16:00



パリで学び、日本にステンドグラスを普及させた第一人者として知られる、今野満利子先生が、3年ほど前から、上海で活動を始められた、ステンドグラス教室。





実は、前の会社に入社した初日に今野さんと知り合い、それ以来上海でのステンドグラス教室の運営を、微力ながらお手伝いさせていただいてます。


教室が実際動き出して、2年ほど経ち、初めてのすべてのコースを卒業生の方を輩出され、記念すべき第一回目の展覧会でした。




私も1つ、私の好みの色を使った、素敵なガラスのティッシュケースを購入させていただきました。
素晴らしく綺麗です。





立ち上げから、山あり谷ありで、何度も駄目になりかけましたが、今野先生の熱意と生徒さんのおかげでここまで続けられた、このステンドグラスの活動。

展覧会の開催には、感慨深いものがあります。


教室の情報はこちら。

馨STYLISH

2008年11月7日金曜日

Nam HyoJun at ArtChina

9月に行われたNam HyoJunの展覧会の記事が、ArtChina10月号に掲載されています。






“隔阂/GAP” 刘非Liu Fei、南孝俊Nam HyoJun


2008年11月5日水曜日

オバマとテトラ。

今日は歴史的な日になる予感。

そう、米大統領選とTetrapletrapのCDが本日発売開始!

Tetrapletrap
「淋しい熱帯魚/NANA(DQC-80002)」

全国のタワレコで買えるそうです。
みなさん、要チェック。


上海初の日系インディーズレーベル「新熊猫音盤(New Panda Label)」からの発売。
小室さん逮捕劇のもともとの原因が香港での失敗、と報道されてましたが、中国初の成功例となって欲しいです。


上海でなにかやってやろう、という連中は、ほんと面白い人が多いす。


2008年11月4日火曜日

出台 Showtime

ひっさびさに、アンダーグラウンドなパフォーマンスアートの展覧会を見に行きました。

上海彫刻中心に移転中のddm warehouseで行われた 出台 Showtime。






彫刻家の知人が参加するということで見に行ったのに、その知人には会えず。


その代わり、いつもお世話になっているギャラリーのスタッフがパフォーマンスしてました。




いやー、なかなか新鮮。


最近、「アートは絵画だけじゃない」、「アートは美術館だけじゃない」と、啓蒙活動のように人前でいう機会が多いのですが、実際パフォーマンスアートは触れる機会は多くないので、いい刺激になりました。






Nam HyoJunの新しいブログ。

バタバタした日々が続いていて、ブログの存在をすっかり忘れておりました。。


Nam HyoJunが新しくブログを開設しました。

アート王子


こんな感じで行くようです。


2008年10月30日木曜日

ネット難民

ここ一週間ほどネットが使えない環境にいたため、メールもほとんどチェックしていないという、現代人としてあるまじき行為を続けておりました。

ネットカフェにも行けない、ネット難民です。

ご連絡いただいていた皆さん、大変申し訳ございません。
すぐにキャッチアップいたします。

2008年10月21日火曜日

上海でも ART iTが手に入ります。

日本発バイリンガルアートマガジン、ARTiTの最新号が届きました。
今号から、上海でARTiTの取扱を開始することになりました。


ART iT
http://www.art-it.jp/

私の事務所でも部数限定で販売、近々上海多伦路现代美术馆でも取扱を開始します。
ご興味のある方、ご連絡くださいまし。

今回の特集は「アジア=パシフィックのアートシーン2003-2008」ということで、かなり読み応えあります。

2008年10月20日月曜日

起業学

福島正伸さんの起業学という本を読んでいます。もう続けて3回目。


12月にプレゼンがあって、それに向けてもう一度、自分が本当に何がしたいのか、自分の夢は何なのか、自分と真剣に向き合っています。


そして、もう一度起業しなおすつもりで取り組んでます。

というか、今は一応自分の裁量で仕事をしているわけですが、私の場合もともと「よし、起業するぞ!」と決意して今の状況があるわけではありませんでした。

流れのなかで自分の志向性にそって、というかやりたいことをやろうとしてきた結果、気がついたらなんとか運良く生き延びてこれたというだけで・・。

今回は自分の夢、事業の方向性、そしてそれがどれだけ価値のあるものなのかを見直す本当によい機会になっています。

こういうチャンスが与えられたことに、心から感謝。



さて、福島さんがいう起業家とは・・

起業家とは職業を指すものではなく、社会に価値と感動を提供する夢を持ち、それに向かって挑戦し続けている人を指すものです。


まったくその通りだと思います。

そしてある意味、アーティストなんて起業家そのものだとおもうし、いくら自由に表現して良いといえど、世に出て作品を発表していく以上責任があるわけで、社会に対してちゃんと価値を提示できるものでなくてはならない。


なにも情報を提示せずに、「見た人に自由に感じてもらえば・・」という人も多く、それはそれでわかるのですが、自由に感じてもらって結局相手になにも伝わらなかったのでは、まったく意味が無い。


自由に感じてもらうのは手段の一つであって、伝えたいこと、伝えたい価値というのは、すくなくとも自分では分かっていて言語化できなければ伝わらないだろうし、そもそも表現すら出来ていないのではないかと思ってしまいます。

村上隆も言ってますが、芸術作品はコミュニケーションを成立させられるかどうかが勝負です。
そしてコミュニケーションを最大化させられるものが、良いアートと呼ばれています。
そこを追求していかなければいけません。



この本にもたくさん出てくる夢を持つということの大切さ。
私はいつもビジョンを呼んでいますが、ほんと、それがすべてだと思います。
どれだけアートで人にビジョンを与えられるか。私がやりたいことは、そこなんです。


次の時代を担う子供たちに、何を伝えるべきでしょうか。それは人間として生きていくうえで最も大切なことを伝えればいいのです。それは、夢であり、夢に向かう生き方です。そして伝えるとは、語るよりも見せることです。目の前で。

大人がみなそうであれば、子供達の未来が暗いはずがありません。
夢に向かう大人たち。とても聞こえはいいですが、簡単なことではありません。
そして夢というと、照れくさい感じや、なんとなく馬鹿にしてしまう雰囲気がありますが、それでも夢と言って行かなければならない。

去年Nam HyoJunが展覧会で、「I have a dream」というコンセプトを打ち出してから、今年一年、私も「I have a dream」で行こうと決めてきました。

もっともっと、「I have a dream」を伝えていきたいと思います。

2008年10月16日木曜日

テトラプルトラップ新譜リリース!


上海の戦友、Tetrapletrapこと川島蹴太が、上海で初の本格的インディーズレーベル・New Panda Recordsを立ち上げ、新曲をリリースします。


テトラプルトラップ


タイトル:淋しい熱帯魚/NANA(タワーレコード限定販売)
アーティスト:tetrapletrap
発売日:11月5日(水)


あのWINKの「淋しい熱帯魚」を鮮烈カバー。そして私はまだ聴いてませんが、2曲目のNANAがかなりいいらしい。



お聞き逃しなく!

ドリームプラン・プレゼンテーション2008に参加します。


ずっとブログに書こう書こうと思って先延ばしになってましたが、12月に東京で開催される「ドリームプラン プレゼンテーション」というものに参加します。


夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション2008

上海でも今年、2回ほど夢のプレゼンを行ってきました。
その元となっているのが、この東京のイベントです。


夢(ドリーム)プランとは、社会に価値と感動を提供するビジネスプランで、それは以下の6つの条件を満たすもの。

(1) 社会的貢献度が高い事業であること
(2) 独自の価値・魅力があること
(3) 事業として発展性があること  
(4) 実現のための準備ができていること 
(5) 発表者の人生観とリンクしていること 
(6) 人をワクワクさせること


そのようなプレゼンを、一人10分間という限られた時間で行います。

詳しくはこちら・・
ドリームプラン プレゼンテーションとは


書類審査があったのですが、ありがたいことに通過することができ、全国から選ればれたプレゼンター20組に入ることが出来ました。12月の予選・本選に臨みます。

12月19日(金) 書類選考通過者20組による予選会
12月20日(土) ファイナリスト8組による本選

会場は東京ビッグサイトで、予選を通過した8組のみ、本選で1000名の観客の前でプレゼンすることができます。



私のプレゼン内容は、「アートを通じて人が"ビジョン"を持てる社会に」(タイトル未定)というもの。


アートは、関係者の自己満足や金持ちだけの遊び道具ではなく、社会にとって本当に必要なもの、価値のあるもになる。私はそう思って今の仕事をしています。

しかし実際はまだまだ狭く、マイナーで、限られた人のものとなってしまっています。

アートには、未来を切り開く力、創造していく力があります。

その可能性を開いていくこと。

そしてその結果、一人でも多くの人が、ビジョンを持って生きていける社会にしていきたい。

そんな私の勝手な夢をプレゼンします。


そんな私の勝手な夢を、上海では相互支援組織の20名以上のすごい仲間に支援していただいていて、また日本でもメンターと呼ばれる方々にも支援していただいていて、とんでもないことになってます。


沢山の人に支援していただきながら、一つのプレゼンを作り上げて、12月に東京で発表します。



全力で取り組みます。

2008年10月15日水曜日

明日からNam HyoJun ロンドンのSCOPE。

明日からロンドンでアートイベントが続きます。

その一つ、SCOPE LondonにNam HyoJunが出展します。


新作のインスタレーション作品、ビデオ作品、ペインティング数点。




ヨーロッパでは初お披露目です。


2008/10/16 - 10/19

Vanguard Gallery
Booth No#131


金融危機の影響もあり、アジアのフェアやオークションはどれもぱっとしないどころか、アートバブルがとうとう終わってしまったとみんな頭を抱えてますが、今週から始まるロンドンのアートウィーク、フリーズを筆頭になんとか頑張ってもらいたいところ。


ちなみに私もNam HyoJunも、ギャラリーに任せっきりで上海でのんびりしてます。

ここ数週間で、英ポンドもかなり安くなり、イギリス行きの航空券も激安とのこと。こんなことなら、行く予定立てておけばよかったと少々後悔中。

2008年10月14日火曜日

SUPER CiTYのアート特集に私とNam HyoJunの対談が掲載され。

上海の日本人むけフリーペーパー SUPER CiTYのアート特集に、私とNam HyoJunの対談形式の記事が掲載されています。

SUPER CiTY Shanghai 10月号

「上海アート1年生に送る 今年こそ、上海アートデビュー」
というタイムリーでナイスな特集。そのトップバッターに見開き一ページで掲載していただきました。




今回の写真はわりと評判良いです。

内容は上海アートの魅力。
紙面のデザインがかっこいい。

Super Cityの小松さん、どうもありがとうございました!!


2008年10月13日月曜日

ART Shanghai 出展ギャラリー募集中。

アートフェア実行委員会が、来年春に行われる、上海のアートフェアの出展ギャラリーの募集をしてます。

上海春季艺术沙龙 ART Shanghai2009

上海世贸商城四楼(上海市虹桥开发区兴义路99号)
2009 04/16 - 04/19



来年はフェアのコーディネートはほとんどしないつもりでしたが、ブースの確保だけお手伝いすることになりました。
今回はフロアを広げて、出展ギャラリーも大幅に増えるということです。

ご希望の方は、メールにてご連絡ください。


優先的にブースを確保できます。

月末また東京。

にいきます。
年末まで、毎月行きます。

来年へ向けて、大切な3ヶ月です。
そして年末年始は、久しぶりに実家でゆっくりしたいです。

頑張って北海道帰るぞー。

2008年10月11日土曜日

長沢郁美 香港の雑誌に紹介されてます。

長沢郁美の個展“本当はわかっているんでしょ” が、香港で発刊されている雑誌 MODERN HOMEの最新号に、9月の中国国内のアート特集の中で紹介されています。




残念ながら上海ではこの雑誌、入手困難とのこと。
どなたか、見かけたら私に一冊買ってください。。

2008年10月8日水曜日

BiZ pressoに記事が掲載されました

隔週で発行されている上海のビジネス誌「Biz presso」 第54号(10/7)のアート特集に、Office339と私の記事が掲載されています。

ビエンナーレやアートフェアの記事とともに、上海のアートマーケット特集ということで。


作品を前にポーズをとっている私の写真も載せて頂いたのですが、それを見た周りの数名に「変な顔」と言われました。


ひどい人たちです。



BiZ pressoご担当の方々、どうもありがとうございました。

2008年10月5日日曜日

改めて上海ビエンナーレ。

先週中国は国慶節で一週間の祝日。

連休中、日本のメディアの方の上海ビエンナーレの取材をコーディネートさせていただき、上海美術館の館長へインタビューへ行って来ました。



祝日ということもあり、ものすごい人。
開館前から長蛇の列。あまりに多いので、一日5000人という入場制限を設けてました。




インタビューは予想通り、マニュアル通り、といった内容の話しか聞けませんでしたが、ビエンナーレとは別に、館長個人としてのアジアの美術界の現状に対する問題意識などを聞くことが出来、なかなか有意義でした。


横浜、ソウル、光州、シンガポールのビエンナーレやトリエンナーレを見てこられた記者の方曰く、上海は他と比べても総合的に面白いとおっしゃってました。

上海ではあまり評判が良くないですが、外から来た人がみると全然ちがう印象をもたれるようです。



今回の上海ビエンナーレのテーマは「Trans Local Motion」。

都市化や移民、人口の流動などをテーマにしているので、改めてゆっくりビエンナーレをみてみると、上海の都市やそのシンボルとして人民公園の歴史やその発展を歴史的資料とともに見せていて、実際上海で暮らしていて変化を目の当たりにしてきた市民の日常と、非常に近いモチーフやテーマの作品が多い。

そのため、一般の人も作品の世界に入って行き易いというのは、評価できる点かと思います。
地元のおじちゃんおばちゃんが、喜んで作品を鑑賞しているのをよく目にしました。




「これ以上人が集まっても困るので、お祭り騒ぎのようなイベントにはしたくない」と館長が言っていたのは印象的でした。

美術館の狭い箱、という物理的な問題もあるようです。





こちらはBund18で展示中のAi WeiWeiの作品。



Bundは多くの観光客でごった返してました。


こんなに人の多いBundは初めてです。



そんなこんなで連休も終わり。
連休中は閉じている店も多く、観光地以外は比較的静かな上海でしたが、今日からまた動き出します。

渡辺おさむ 制作アシスタント募集

告知協力です。

フェイク・クリーム アーティスト渡辺おさむさんが、制作アシスタントを募集中。
ご興味のある方、下記の応募要綱をご確認のうえ、気軽にお問い合わせください。



制作アシスタント募集

渡辺おさむアトリエでは制作アシスタント及びボランティアスタッフを募集しています。

●制作アシスタント応募資格
美術大学、美術専門学校生、及び卒業生。もしくは制作経験のある方。東京都墨田区のアトリエに通える方。

○作業内容:
渡辺おさむ作品の制作アシスタント。作品の下地制作からペインティング、立体造形等。

○勤務条件
時給:時給等の給与条件は査定と各人の能力によって異なります。
勤務日数:週1~OK
勤務時間:13~19時の間で応相談

○制作期間:
2008年10~12月の間※長期スタッフ希望の場合は応相談

○制作場所:
東京都墨田区 渡辺おさむアトリエ

○応募方法
制作アシスタント応募フォームよりご応募下さい。


●ボランティアスタッフのお願い
ボランティアスタッフはアートに興味のある方ならどなたでも参加できます。簡単な作業ですので、経験は問いません。日にち時間等も面接の際、ご都合の良い時間を御申告下さい。

ボランティアスタッフ応募フォームよりご応募下さい。

SCOPE Londonへ向けて。

Nam HyoJunがSCOPE Londonで展示する作品の設置方法の打ち合わせに。



なかなかいい感じになりそうです。
Nam HyoJunは、新作のインスタレーション数点とビデオ作品を展示予定。

London近郊のかた、是非に。

2008/10/16 - 10/19
Vanguard Gallery
Booth No#131

2008年10月2日木曜日

在上海。

上海に戻ってまいりまして、もうすっかり秋の空気です。めっちゃ過ごしやすい。

中国では国慶節で大型連休中。街がのんびりしています。


久しぶりに事務所に行ったら、急にビデオ撮らせてくれと言われて、インタビュー受けました。
TV局かと思ったら、個人の自主撮影との事。



あまりに急だったので、わけの分からないことを話してしまいました。
こんな時のために、何でも応えられるようちゃんと準備しておかないとだめですね。

いやしかし、今日は来客が多かった。

2008年9月26日金曜日

在東京。

出張で数日東京に来てます。

打ち合わせなどをして、すぐに上海にもどるので、今回はあまり多くの人にお会いできなさそうですが、時間を見つけて横浜トリエンナーレは行きたいところ。


最近Facebookのフレンドリクエストが異様に多い。

昨日は、以前イギリスに住んでいたときのマレーシア人の友達から、リクエストが来てびっくり。
連絡を取り合うのも7年ぶりくらい。

よくまあ、見つけてくれたものです。


友人のギャラリストなど、Facebookで面白い使い方をしているけど、わたしの周りでは、Mixiほど濃いコミュニケーションは行われていない気がする。ただ広がり方はMixiの比じゃないです。


今日はチャンコ鍋を食べに行きます。

2008年9月24日水曜日

魯迅公園。



美術館との打ち合わせで、魯迅公園に。
初めて来ました。





イベントのオープニングなどでよく顔を合わせる美術館のキュレーターに、ずっと会いに来てくれといわれていたのだけど、なかなか機会がなく(億劫だったというだけですけど。。)、やっと重い腰を上げて会いに行ってきました。

近々彼が美術館の企画をほぼ任されるらしく、来年展覧会を一緒にしようという話しに。


Office339の手がける展覧会は、他のところと違ってユニークで面白いという言葉をいただき、うれしい限り。


来年は外にでて展開して行こうと思っていたけど、景気も悪いし、上海でもっとしっかりとした地盤を築きたいと思います。

2008年9月23日火曜日

フットサル。

昨夜はサッカー仲間とビルの屋上でフットサル。

サッカーは専門ではないので、全然プレーできないのだけど、走り回って、パスつないで、思いっきりボール蹴ってと、それだけで爽快。そして得点できたときは最高ですね。


ただ、土曜のバスケでかるくヒビが入ったと思われる肋骨が悪化してしまいました。
ちょっとした動作で、胸に痛みが走ってしまい、日常生活に支障をきたしてます。。

恐らくわたしの体、カルシウム足りてないんだと思います。
まあでもカルシウム目当てに、中国の牛乳飲んでなくて良かった。

今中国は、メラニンで大賑わいです。

2008年9月22日月曜日

回顧録: 9月8日 上海ビエンナーレ 7th Shanghai Biennale

時間軸がバラバラになりますが、9月のイベントを少しずつ振り返りつつ。

私の事務所としては・・
SHContemporaryでは、メディアブース(ARTiT)を担当、またギャラリーブース(ARATANIURANO)のコーディネートさせていただき、上海アートフェアでは、Vanguard Galleryから作家が出展。

そのほかに、企画した展覧会3つとオープンスタジオを回すという、めまぐるしい日々でした。

5日 "GAP" オープニング
6日 "本当はわかっているんでしょ" オープニング
8日 SHContemporary搬入、上海ビエンナーレ オープニング
9日 SHContemporaryVIP プレビュー、上海アートフェア 搬入・オープニング


いろいろな人にお会いでき、とても充実した毎日でしたが、悔やまれるのは、毎晩開催されていたフェアやビエンナーレや美術館のパーティにほとんど参加できなかったこと。

このところ大きなイベントの後は、毎回無茶して体調を崩していたので、パーティは控えめだったのですが、さすがに1日2日は頑張って行くべきでした。



バタバタしたなか、9月8日に行われた上海ビエンナーレのオープニング。



前回は、屋外でのセレモニー中に雨が降りだし、セレモニーが終わるまで会場に入れずブーイングが出てましたが、今回は美術館の中で行われてました。



Nam HyoJunと4月に2人展をした 孙国娟(Sun Guojuan)を会場で発見!



「おー久しぶりー!何やってんの~?」と話しかけたら、なんと今回のビエンナーレに参加してるとの事。。ノーチェックでごめんなさい。。



3階に展示してある彼女の作品。
これまでフェミニズムをテーマとした作品が多かったのですが、今回は彼女の父親が昔住んでいた上海の住まいを再現し、甘いけれど溶けやすい砂糖をつかって、一過性の記憶・思い出、を表現するというもの。 

これまで見てきた作品の中でダントツによかったです。
※彼女は北朝鮮籍のため、今回は韓国読みでSon Kuk Gyonと表記されています。


話題をさらっていた、会場から溢れでそうな 岳敏君 Yue MinJunの立体作品。

賛否両論あり、私も個人的には好きではないですが、クオリティは非常に高かった。
出来ればもっと大きなスペースで見たかったです。

上海ビエンナーレは、上海美術館という狭い独特の箱の使い方が難しいですね。









周りの反応は、中国人作家が多いとか、テーマと関連性が見られない作品が多いなど、あまり良い意見は聞かないですが、私は人が多すぎて、全然作品が見れなかったし、人と挨拶ばかりしていたので、なんとも判断できず。


今だに、入場3時間待ちとかになっているようです。
中国人の関心の高さはすごいですね。



来月早々、キュレーターへのインタビューに同行する予定なので、いろいろと聞いてきたいと思います。